- 1 「実務家」であること
- 2 社労士業は「生業」であること
- 3 綺麗事や理想論の押し付けをせぬこと
- 4 「プロ」である限り生涯勉強であること
- 5 ‘過去の栄光’を潔く捨て去ること
- 6 ‘言い訳’をして自己成長の機会を逃さぬこと
- 7 慢心も謙遜もしないこと
- 8 ‘安売り’をしないこと
- 9 事務所経営を疎かにしないこと
- 10 社労士業界の改革・レベルアップのために力を尽くすこと
- 1 「実務家」であること
- 年齢や社労士歴など属人的な要素に逃避することなく、幅広い業種・規模の経営参謀として豊富な「実践」「実務」「実績」を積む実務家であり続けます。
私は、社労士としての価値は、「お客様」にどれだけ支持され、どれだけたくさんの仕事をし、世の中にどれだけ良質な情報を発信し、実務によってどれだけ社会に貢献できているかで決まるというポリシーを持っています。年齢や性別、社労士歴の長さ、都道府県会や支部での役職、前職の規模やそこでの地位などは一切関係ありません。
また、より「お客様目線」の社労士業界たるべく、実務の実力が乏しい‘業界団体内政治家’などではなく、現役第一線・第一級の実務家として社労士業界改革・レベルアップに力を尽くします。
- 2 社労士業は「生業」であること
- 社労士業を「生業」として命を懸けて取り組みます。
社労士業は、誰かに喰わせてもらっているぬるま湯環境下や老後の楽しみで開業するなど、生半可な気持ちや片手間でできる甘い仕事ではありません。
従業員さんのために涙を流して我々社労士を頼って下さる事業主さん、そんな事業主さんの思いに共鳴しやはり涙を流して下さる従業員さんなど、日々命懸けで事業経営に取り組むお客様に応えるためには、我々が社労士業を「生業」として取り組むことは当然のことだと思います。
- 3 綺麗事や理想論の押し付けをせぬこと
- ‘お花畑の綺麗事・理想論’ではなく、豊富な実践経験に基づいた具体的な方法を提案します。
我々の社労士の提案は、’法令順守’、’ワークライフバランス’ 、’活気ある職場づくり’ 、’クレド’ などと言った、火の粉のかからぬ所からのお上品なお題目だけであってはいけません。
財源にせよ、意識・行動改革にせよ、生産性アップにせよ、CS向上にせよ、ES向上にせよ、それを実現するための具体的かつ実践経験に基づいた「方法」までアドバイスし、ともに伴走する泥臭い「コンサル社労士」であり続けます。
- 4 「プロ」である限り生涯勉強であること
- 社労士業を「生業」とするプロ社労士である限り、生涯勉強と豊富かつハイレベルな実践経験を積み続け、同業者にも実務や法律知識を教授するような国内有数のトップ実務家であり続けます。
例えば、たとえ社労士としての登録年数が長くても、人事制度や組織開発などのコンサル業務が自動的に出来るようになるわけではありません。自動的に裁判例や行政解釈、学説などの高度の法知識が身に付くわけでもありません
年齢や社労士歴の長さなど属人的な先入観を排除して、真摯に新しい領域の研鑽を怠らず、また机上の空論・耳学問にせずとにかく実践して、「実務家」であり続けます。
- 5 ‘過去の栄光’を潔く捨て去ること
- ‘過去の栄光’はサッパリと捨てて、大企業勤務の看板がない今の自分自身で勝負して行きます。
社労士業を「生業」とするプロ社労士になるためには、年齢、性別、社労士歴、前職の規模やネームバリュー、前職における職位、都道府県社労士会や支部での役職など属人的な要素に逃避して、社労士としての実務や研鑽を怠ってはいけません。
プロ社労士としては、こうした‘過去の栄光’に拘泥することなく、①今の自分がどれだけお客様に貢献できているか、②これからもっと貢献していくためにはどんな仕組みづくりが必要か、というような、現在⇒未来の時系列の事柄のみが重要なのです。
- 6 ‘言い訳’をして自己成長の機会を逃さぬこと
- 年齢、性別、社労士歴、前職の規模やネームバリュー、前職における職位、都道府県社労士会や支部での役職などを‘言い訳’にせず、実務と自己研鑽を怠りません。
こうした属人的な要素を‘言い訳’にして、自身の低い実力を見誤り、実務と真摯な自己研鑽ができないようでは社労士失格です。
また、属人的な要素を‘言い訳’にして逃避する者は、たとえば若くして成功した者や一流企業勤務ではないが成功した者など、属人的な要素を乗り越えて高い実力を身につけた真の成功者からも真摯な学びが得られなくなります。
- 7 慢心も謙遜もしないこと
- 慢心も謙遜もすることなく、自身の社労士としての実力・立ち位置を正確に測定し、目標とのギャップを埋める戦略を立てて実行していきます。
慢心はもってのほかですが、まだその道で名を成していない者(注:年齢や社労士歴の長さなどは一切関係ありません。)は‘謙遜’も必要ありません。謙遜とは本来は、名を成す前の者が天狗になるほどその仕事に打ち込んで、実際にその仕事で名を成して、その末にたどり着くものだと考えます。従って、‘空気を読んで’謙遜するのでは本末転倒です。
私は、慢心も謙遜もなく、今の自分の位置を正確に知ってこそはじめて真に「謙虚」になれると考えます。
- 8 ‘安売り’をしないこと
- 巷の開業者の‘安売り’競争に巻き込まれません。また、‘手下’や‘出入業者’になることもありません。
私は他の事務所やコンサル会社にはないコンテンツと圧倒的な実績があり、それらでお客様に十分貢献できるという一応の自信があればこそ開業しているのです。従って、それに見合う対価を頂きます。
また、ハイレベルな業務パフォーマンスのためには、適切な休憩や休日も必要ですので、弊所所定の受付時間は必ず守って参ります。
加えて、’残業代削減’(注:’残業代削減’と私の提唱する「残業ゼロの労務管理」は全く違うものです。)や’社会保険料削減’など、違法あるいはグレーゾーンに位置する施策をアドバイスしたり手を貸すことはありません。違法あるいはグレーゾーンでなくても、組織や従業員さんのモチベーションや生産性の低下など、これまでの実績から将来的にその会社のためにならないと判断した場合についても同様です。
安くはありませんが、報酬額以上のサービスを、信念を持って提供していきます。
- 9 事務所経営を疎かにしないこと
- ハイレベルなサービスを安定的にさせて頂くために、私は事務所経営を疎かにしません。
社労士業界は他士業にくらべて、社労士業を「生業」とせず、’霞を喰って’開業している者が少なくないと言われており、地域によってはそれが多数を占める場合も少なくないようです。
しかし、私は、社労士業を「生業」として命を懸けて取り組みます。そのために、‘安売り’競争に巻き込まれることなく安定的事務所経営をしていく所存です。
- 10 社労士業界の改革・レベルアップのために力を尽くすこと
- 社労士がより「お客様目線」であるためには、旧態依然とした社労士業界を改革し、実務家が業界団体運営のキャスティングボードを握ることで、実務や知識はもちろんあらゆる面で業界全体がレベルアップしていかなくてはなりません。
そのために、私は、東京都社会保険労務士会 中杉若手社労士勉強会 総裁 兼 理事長として、21世紀の社労士業界を担う実務家をボランティアで育てております。ここでは、実務や知識はもちろん、受講態度などのリテラシーも厳しく指導していきます。
私は、第一線の実務家として社労士業界の改革・レベルアップへの努力を怠りません。